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ナポレオン時代のフレンチテイストをテーマにしている君品酒店のレストランなだけに、西洋と東洋文化の融合を目指したインテリア。そして広東料理を中心に、飲茶や点心、潮州料理や上海料理など各地の美食があり、多種多様の中華料理が楽しめる、ゴージャスで寛げる空間となっている。
それとともに特筆されるのは、香港出身の陳偉強シェフが新たな調理方法で数々のオリジナル料理。他ホテルの中華レストランとの差別化を図るため、35年以上の長い料理歴を誇る陳シェフが珍しい食材を使い創作料理を生み出している。例えば、豚の目の下の筋肉の部分を指す龍筋を使った料理や、ピラミッド状に見えるが、一つに繋がっている豚の角煮である「一刀肉」。

さらに産地として有名な宜蘭県の鴨を使った鴨料理も名物である。「港式片皮鴨」は、北京ダックとは違い、腹部に食材と漢方薬を詰め込んで焼いたもので、皮だけでなく肉も食べられる。6時間以上乾燥させた鴨を酢と砂糖を塗った後、45分以上ローストしたもので、パリパリとした皮が楽しめる。このほか、「先知鴨」も知られている。子鴨のため小ぶりだが柔らかい肉質が特徴で、皮はサクサクとしていて美味しい。

陳シェフのアイディアが生きているものとしては、豚の耳の肉のなかに豚のタンが入っている、ヒソヒソ話の意味の「悄悄話」や、1頭の豚から2枚しかとれない豚の首の下の肉を使った甘みがある皮のある「脆皮叉焼」。「悄悄話」は歯ごたえがあり、「脆皮叉焼」は1日限定20食のチャーシューだ。
約200席があるという広い店内だが、完全な個室、格子窓のようなパーテーションで仕切られたソファ席、ホール席の3つに分かれ、それぞれに空間が尊重されるように配慮されており、ゆったりとした気分で食事できるのが、うれしい。
雰囲気の良さと、創作中国料理を味わいたいなら、頤宮は絶好の場である。

港式片皮鴨
糯米釀雞翅
麻婆豆腐龍蝦
悄悄話
脆皮叉燒
君品酒店・頤宮
台北市承徳路1段3号17階
02-2181-9971内線3260
11:30-14:30
18:00-22:00
http://www.palaisdechinehotel.com/
承徳路 市民大道 台北駅

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