2016年8月29日のニュース

中国人観光客の減少で苦境にある旅行社、観光バス、ホテルなど関連13業界は業界を横断する形で「自救会」を結成、来月12日に街頭デモを実施、総統府前で集会を開いて政府に支援を求めることを決めた。観光業界は「100万人の従業員を擁しているが、5月20日以降、中国人観光客の激減で危急存亡の秋(とき)にある」としている。当初は8日の予定だったが、道路使用の許可が取れず、12日に変更となった。

秋田県と高雄市は25日、国際交流協力の提携覚え書き(MOU)を締結した。今後、観光・教育・農業などで相互交流と協力を進める。秋田県と高雄市は、29年前に田沢湖(山形県仙北市)と澄清湖(高雄市鳥松区)が姉妹湖となっているほか、高雄市が2009年にワールドゲームを開催する際には2001年に同競技会を開催した秋田県から助言を受けるなど交流を続けてきた。また、秋田県立由利高等学校と高雄市立文山高中も今後姉妹校となる予定だ。

北部・苗栗の人気観光地「南庄老街」。中でも有名な「桂花巷」と呼ばれる風情漂う小道の南北には、日本統治時代に建設された「南庄郵便局」と、地域再生が進められている「十三間老街」がある。両者はクリエイティブ産業との融合によって新たな姿を見せ、地域文化の活性化を後押ししている。 桂花巷の北側に位置する南庄郵便局は1900年建設。だが当初の建物は1935年の大地震で損壊し、その後再建されて現在の形となった。杉材を使用した日本式建築で、保存状態も良く、2003年に県指定歴史建築に登録されている。 現在は地域の文化を伝える場として一般に開放されており、特産品やクリエイティブ商品なども販売されている。 桂花巷の南にある十三間老街は、近年になって活性化が進んでいるエリアであるため、観光客はそれほど多くはない。現地でクリエイティブ商品の販売店を営む劉英華さんによれば、同所は1950年代ごろには南庄地区で最も賑やかな街だったという。だが、2度の水害や新たな連絡道路の開通により、次第に衰退していった。 南庄郷公所(役所)はさらに豊かな古い町並みエリアを作ろうと、地域のコミュニティーと協力する形で若者の帰郷を促し、十三間老街の再生運動を開始。現在では洋風のバーや台湾伝統グルメの飲食店、客家や台湾原住民(先住民)の特色あふれる店など、若者の新しい発想を取り入れた多様なスタイルの店舗が誕生している。 賑やかな桂花巷に比べ、十三間老街には静けさと古き良き味わいがあると話す劉さん。地元の特色を打ち出し、地元の農産物を使用することで、ゆっくりとした時間が流れる古い街並みでの生活を観光客と共に体験できればと願った。(中央社フォーカス台湾)

台湾カルフールは、エデンレッド(Edenred:宜睿智慧)と組み、電子クーポン「Ticket Xpress」を導入した。両社は共にフランスが本社。世界のカルフールでO2Oのモバイル電子クーポン導入は台湾が初となる。年末にスマホアプリも刷新するほか、台湾カルフールの4割の株式を保有する統一グループの電子マネー「icashカード」との連携も強化する。また、台湾市場の成長力を好感し、今後2年で2~4店の大型店を、小型店を40店出店する計画だ。開店と既存店の改装に100億元(約317億円)を投じ、現在の87店舗から、来年には全国100店舗突破を目指す。

ネットデータ分析によるランキングサイト「DailyView(網路温度計)」で、冷たい中華麺の上にゴマや肉味噌だれをかけた「涼麺」ランキングが発表された。台北市・新北市の人気店には、3人のベテラン女性定員の年齢合計が200歳超の「梁記涼麺」(第9位)、日本のガイドブックでも紹介される有名店で、付け合わせのスープも人気の「佳味涼麺」(第7位)などの名前が挙がった。1位を獲得したのはショッピングモール「京華城」近くにある「劉ママ涼麺」。午後10時から午前9時までという営業時間にもかかわらず連日行列が絶えない。麺はゴマだれ涼麺のみで、小が40元(約123円)、大が50元(約159円)。ランキングの全容はhttp://dailyview.twから確認できる。

台湾鉄路管理局(台鉄)が、全台湾227駅の商業化を推進する方針を打ち出した。列車に乗るだけではなく、早めに行ったり、留まりたいと思ったりできる魅力的な空間に刷新させる考え。 台鉄の台北駅や板橋駅には大規模なショッピングセンターが併設され、毎日多くの買い物客でにぎわう。関係者はこれらの駅の成功を受け、対象を全台湾に拡大したいと話す。 駅の規模や役割に合わせて活性化を図る計画。コンビニやカフェ、ファストフード店、土産店、レストラン、デパートなどのほか、一部では宿泊施設も設置する。 すでに基隆、七堵、新烏日、員林、屏東、潮州各駅で準備が進められており、今年末から来年初頭にかけてのオープンを目指すとしている。(中央社フォーカス台湾)

高雄市で建設が進む高雄ライトレール(LRT、軽軌)は24日、愛河に架かる鉄道橋の橋げた部分がつながった。同市政府捷運工程局は同日、年末までの完成に向けてピッチを上げていくとの目標を示した。 鉄道橋は光栄碼頭駅と真愛碼頭駅の間に架けられ、橋長は約112メートル。幅は約21メートルで、3連式アーチ橋となっている。南側は歩行者および自転車専用路となり、埠頭の風景を楽しめる絶好の地点になる予定。同区間の工事は第1期区間(籬仔内-哈瑪星間8.9キロ)において、最重要項目とされた。 愛河鉄道橋区間の工事は難易度が高く、さらに工事を委託していた建設業者が不渡りを出した影響もあり、進捗が遅れていた。 また、同局の周徳利・副局長は同日、建設中のライトレールに続き、今後は三民や鳳山などの行政エリアを結ぶ都会延伸環状線、鳳山本館線(青線)、民族高鉄線(藍線)の3線の建設計画を優先的に進めていく方針を明らかにした。同市政府はすでに完成した実現可能性調査報告書を今月末に交通部に提出する予定。周副局長は、高雄が早期に公共交通網を整備できるよう、中央政府に支持を求めた。(中央社フォーカス台湾)

女性アイドルグループ「エス・エイチ・イー」(S.H.E)はデビュー15周年記念の特別展「団円One in One」を26日から来月19日まで、台北市内で開催する。メンバー3人は24日、開幕記者会見にそろって出席し、これまでの思い出を振り返った。 S.H.Eはセリーナ(Selina、任家萱)、ヒビ(Hebe、田馥甄)、エラ(Ella、陳嘉樺)の3人組ユニットとして、2001年9月11日、ファーストアルバム「女生宿舎」でデビュー。これまでにCDとしてはオリジナルアルバム11枚、ベストアルバム2枚をリリースしており、アジア全土での総売上は1000万枚を突破している。 仲の良さで知られるS.H.E。良好な関係を維持する秘訣を尋ねられると、セリーナは「秘訣は本当にない。良い縁があって、心から想い合っているだけ」。エラは「相手のことを考え、互いの気持ちを打ち明けている。喧嘩したことはない」と話した。 また、エラはデビュー当時、作品を1枚発表しただけで終わりになると思っていたことを告白。1年に3枚もCDをリリースするとは予想していなかったという。 会見には中国大陸・上海のマダムタッソー蝋人形館から特別に貸し出された3人の蝋人形も登場。メンバーは、蝋人形にはスタイリストがいるだけでなく、夜間には空調管理もされていることを明かし、自分たちよりもスターらしいと笑った。 特別展では15年前の宿舎の生活規則やこれまでの写真、メンバー同士のメッセージカードなど他では見られない私物が展示される。またメンバーが録り下ろした音声ガイドも用意される。(中央社フォーカス台湾)


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2016年8月26日のニュース

中国からの観光ツアー客へのサービスを専門に行っている創世記旅行社(台北市松江路82号、従業員40人余り)が閉業した。5月20日に蔡英文氏が総統に就任して以来、中国からの観光客が激減し、これが影響したとの見方が強まっている。邱華僑・董事長(会長)は行方をくらましている。交通部観光局によると、同社は23日に223万元(約705万4000円)の不渡りを出した。 ガイドを務める楊さんは、23日夜に同社から、すべての業務を停止するとの通告を受け取ったという。通告によると、台湾に滞在中のツアー客(8団体、いずれも七泊八日)へのサービスについては、すでに中華民国旅行商業同業公会全国聯合会(旅行業者組合)に、他の旅行業者への引継ぎを要請した。またガイドへの未払いの賃金については今のところ支払いの見通しが立っていないという。 中華民国旅行商業同業公会全国聯合会によると、台湾には現在、中国からの観光客を受け入れている旅行会社が約400社あるが、実際にそのサービスを行っているのは100社程度。蔡英文氏が総統に就任して以来、中国からの観光客が激減し、このため台湾の旅行会社、レストラン、観光バス会社(運転士やガイドを含む)の業績に大きな影響が出ている。

山形県知事の吉村美栄子氏が24日、台湾北東部の宜蘭県政府を訪れ、友好都市提携協力覚書(MOU)を締結した。観光・教育・農業の三つの分野で協力と交流を推進する。教育分野では、2012年と2015年、宜蘭県の羅東高校が山形県の米沢商業高校へのスタディーツアーを実施したなどの実績があり、今後は両県の学生の国際交流がさらに活発化しそうだ。農業分野では、山形県のコメ「つや姫」の宜蘭県での栽培、栽培技術協力、産地交流などを進める考えだ。

「2016台湾国際旅遊展(TiTE)」が26日、台北市の世界貿易センターで開幕する。29日までの四日間で、300社が550ブースを出展する。昨年は19万5473人が来場した。今回は、ブームを受け「ポケモン捕獲ツアー」が多数登場。地域限定ポケモン獲得を目指すパリ・ニューヨーク・オーストラリア行きツアーや、東京のポケモン公式ショップを組み込んだツアーも。旅行閑散期の販売促進として、日本フリープランは最低1万元(約3万1630円)から出ており、欧州ツアーでは3万元(約9万5000円)近く値下げされているものもある。

金門県政府が主催する中秋節(今年は9月15日)の観光イベント「金門中秋博状元餅」が18日、開幕した。「博餅」とはサイコロを使って今後1年の運勢を占う遊びで、金門に300年以上前から伝わる中秋節の風習。来月1日から18日までは、観光客が博餅を体験できる催しも行われる。 博餅を体験するには、旅行会社や宿泊施設を通じた申し込み、または県内の観光特産品店での買い物が必要。また、金門で買い物をした観光客を対象とした抽選キャンペーンも実施される。(中央社フォーカス台湾)

中国人観光客の減少で台湾名産の手土産といわれる鳳梨酥(パイナップルケーキ)の売り上げが急減している。台湾の糕餅(餅菓子)同業公会によると、鳳梨酥の年間生産量は200億元。年初の総統選で蔡英文当選後は店の売り上げが2割余り減少しており、このままだと年間では40億~50億元の減少になる。中国人観光客は帰国前日に買うことが多く、台北市、新北市など大台北地区の店舗の売り上げ落ち込みが激しい。このため同公会では顧客開拓が必要としているが、欧米人観光客は鳳梨酥をあまり食べないため、日本人客や韓国人客に期待している。

離島・金門の酒造メーカー「金門酒廠」は16日、新商品「原醸21」を発売した。原醸21は退職職員の記憶を頼りに、60年代に製造されたコーリャン酒の味わいを再現したコーリャン酒。車正国・総経理(社長)は、愛飲家にもう一つの酒類の選択肢を提供できればと期待を示した。 原醸21誕生のきっかけは6~7年前にさかのぼる。同社職員が会社の研究室の旧倉庫を整理中、偶然にも60年代の酒サンプルを発見。瓶を開けて試飲してみたところ、特殊な香りと甘くなめらかな口当たりに魅了されたという。 当時の工場長が退職した職員に尋ねたところ、以前の金門は戦地で戒厳令が敷かれていたため、生産量は多くなく、関連資料も極秘とされていたことが分かった。そこで同社は「赤くて、粒は小さく、蒸した後の高粱飯は粘り気があった」というこの職員の記憶を参考に「当初(原先)はどんなコーリャンを使って酒を醸造していたのか」を探ることにした。「原醸」の名称はこの物語に由来する。 同社の職員はヒントに基いて関連資料を検索。各種のつてを通じて世界各地のコーリャンを集め、試作を行った。そして試作21種類目でやっと、求めていたものと風味が最も近い原料が見つかった。 新商品は今月初頭に台北市内で開催された「台湾美食展」でお披露目され、限定販売された。車総経理によると、会場での売れ行きは好調だったという。来年からは量産する予定。 原醸21は純もち米で造られたコーリャン酒。粘度が高いため、醸造には特殊な技術が必要だという。アルコール度数は58度。内容量は500mlで、希望小売価格は480台湾元(約1520円)。(中央社フォーカス台湾)

歌手のヒビ(Hebe、田馥甄)が歌う楽曲「小幸運」が20日までに、動画投稿サイト「ユーチューブ」で再生回数1億回を突破した。同曲は昨年夏に公開され、興行収入4億台湾元(約12億6600万円)を超えるヒットを記録した映画「私の少女時代」(我的少女時代)の主題歌。1億回超えは、台湾および中国語の楽曲としては初となる。 高校生の恋愛をコミカルかつロマンチックに描いた「私の少女時代」(日本では今年11月公開)は多くの観客の共感を呼び、台湾のみならずアジア各地でヒットを記録。主題歌の「小幸運」も作品のストーリーに合わせて青春の切ない恋心を歌い、人々の心をつかんだ。同曲は映画公開から1年経った現在でも根強い人気を誇り、カラオケ店「ホリデイ」(好楽迪)が発表した最新の中国語曲リクエストランキング(8月9日~15日)では1位を獲得。51週連続ランクインを果たしている。 また、台湾の権威ある映画賞「金馬奨」のオリジナル映画楽曲賞(最佳原創電影楽曲奨)や音楽賞「金曲奨」の楽曲賞(最佳年度歌曲奨)にもノミネートされた。 ヒビは20日午後、所属レコード会社を通じてコメントを発表。「全世界はみんなポケモンに夢中になっていると思っていました。ポケモンを捕まえると同時に、ユーチューブで小幸運を見てくれる人がいるなんて思ってもみませんでした」と茶目っ気をのぞかせた上で、「皆さん、この歌を気に入ってくれてありがとう」と感謝した。(中央社フォーカス台湾)

屏東県政府が日本統治時代から残る宿舎群の取り壊しに乗り出そうとしていることを受け、地元の文化人らは25日、抗議活動を行った。抗議に駆けつけた人々は県に対し、取り壊しを先送りし、市民と共同で宿舎群の全面的な保存と活性化を進めていくよう求めた。 宿舎群があるのは屏東駅北側の蘭州街一帯。保存を呼び掛ける団体の召集人、葉慶元さんによると、宿舎は日本軍の航空基地「屏東飛行場」の設置後に建てられ、同地の航空史を語る重要な場所となっているという。 抗議団体によると、屏東県文化処文化設施経営科は今月17日、宿舎群がある区画の建物などの撤去に関する工事の入札を公告。今月30日に入札受付が開始される予定で、取り壊される建物は61棟に上るとみられる。 先月27日に施行された改正文化資産保存法では、竣工(しゅんこう)から50年を超えた公有建造物やその付属施設、および公有地に建つ建造物などは所有者や管理担当機関が処理をする前に、主管機関が文化資産価値の評価をしなければならないと定められている。そのため抗議団体は、県の行為は違法だと非難している。 抗議団体の呼び掛けにより、この日現場には100人近い賛同者が集まった。大仁科技大文化創意研究所の黄鼎倫・副教授は、20年前に台湾製糖の宿舎と煙突が取り壊された際、県民が後悔に苛まれた過去に触れ、歴史を繰り返してはいけないと語った。 抗議に対し、同県文化処の曽龍陽・副処長は、宿舎群の取り壊し工事は国防部(国防省)から県に委託されたものだと弁明。県が入札の見合わせを決めたことを明らかにした。さらに、国防部に県と協力する意向があれば、県は都市の魅力となりうる宿舎群の保存を手助けしていくと前向きな姿勢を示した。(中央社フォーカス台湾)

From 編集部

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